【Studio】デザイナー必見!コード不要で簡単にサイト制作できるStudioの魅力とは?

Studio

2024/10/13

最近、「ノーコード」ってよく耳にするけど、実際どうなの?って思う人も多いのではないでしょうか?そんな中で、特に注目されているのが「Studio」というツールです!

Studioは、プログラミングの知識がなくても、デザインからウェブサイトの構築までを簡単に実現できるプラットフォーム。
デザイナーさんが自分でサイトまで仕上げたいときや、小さなチームでプロジェクトを進めているスタートアップにもぴったりのツールなんです。

この記事では、Studioの魅力や実際にどんなことができるのかをご紹介していきます!


1.Studioとは

Studioとは、デザインからウェブサイトの構築までを、プログラミングの知識がなくても、ノーコードで実現できるプラットフォームです。

▼Studio
https://studio.design/ja

特に、デザイナーをやっていてサイト制作までを1人で完結させたい場合や、少人数でプロジェクトを進めるスタートアップにとって、コードを書かずに直感的にウェブサイトを作成できる点が大きな魅力となっています。

現代では、様々な表現がノーコードで再現できるようになり、ノーコードツールも普及しています!

その中でもStudioがオススメな理由としては、「日本初のノーコードツール」であることが挙げられます。

WEB関連のプラットフォームは、海外が開発元の場合も多く、運営への問い合わせをした場合、英語での返答となるケースが大変多いですよね…。
こちらの疑問が上手く伝わらなかったり、煩わしく感じるケースも多いと思います。

しかし、Studioは日本で開発されているツールのため、運営と日本語でやりとりをすることが可能なんです!
日本人である私たちにとっては、とっても使いやすいツールとなっております。

また、操作感においても、他のツールと比べて分かりやすく、直感的に使用できる点も魅力です。
普段Figmaでデザインを組んでいる方々は、操作感がFigmaに似ているので、とても使いやすいかと思います!


2.Studioでは、実際にどんなサイトが作れるの?

Studioでどんなことができるのか、どこまでのサイトが作り込めるのか、気になりますよね!

そんな時には、以下のサイトが役に立ちます!
https://showcase.studio.design/ja

Studio Showcase】といって、Studioを使って作成されたサイトを見ることができるサイトです。

ジャンルやテイスト別で一覧化されているので、自分が作りたいサイトや、やりたいデザイン・動きが、実際に実装できるのか、確認することができます!

「イベント」「ブログ・メディアサイト」「ポートフォリオ」「コーポレート・サービス」「店舗・商品」のジャンルから、これまでStudioで作成されたサイトを見ることができます!

様々なサイトで活用されていることが確認でき、とても参考になるサイトとなっておりますので、Studioでのサイト制作を検討されている方は、一度見ておくことをおすすめします!
(※一部Studioでは実装できないアニメーション等もございますので、ご注意ください)


3.Studioのメリット

それでは、Studioのメリットについてご紹介します!

①コーディングの知識が不要!

非コーダーや非エンジニアの、知識がない方でも、簡単に作成や更新をすることが可能です!

クライアントへサイト納品後は、クライアント自身でサイトを更新する場合が多いと思います。
WEBの知識・知見がないクライアントでも、レクチャーをしてあげれば簡単に更新をしていただくことができます!


②外部サービスへの連携もとっても簡単!

YouTube動画の埋め込みや、フォームランなどの問い合わせフォームサービスで作成したお問い合わせフォームも埋め込むことが可能です。

<実際に埋め込めるサービスの例>

・Google Map
・YouTube
・Facebook
・X
・Spotify
・formrun


③CMSに対応!

Studioは誰でも簡単に使えるように、CMS機能があります!そのため、誰でも簡単に更新ができるような仕様となっております。

ただし、CMSを使用できるプランは有料となりますので、注意が必要です。


④アニメーションが簡単につけられる!

メインビジュアルのスライダーのスライド表現や、フェードイン・フェードアウトなどのアニメーションも実装が可能です!
(一部例外もございますので、ご注意ください。)


⑤複数人で編集が可能!

1つのプロジェクト内で、複数人でアクセスし、編集を行うことが可能です!

プロジェクトにメンバーを招待することで複数人で共同編集することができます。
さらに、招待したメンバーの操作状況を画面上でリアルタイムに確認することもできるんです!

 一部権限者をのぞき、招待可能なユーザー数に制限はありませんが、
50人を超えると不安定になる可能性があるとのことですので、注意が必要です。


⑥サーバーの知識も不要!

HTMLやCSSを使用してサイトを制作する場合は、レンタルサーバーを借りる必要がありますが、Studioはレンタルサーバーの設定も不要ですし、サーバー上での設定も不要なんです!

WordPressでサイトを運用する際には、セキュリティを確保するために、さまざまな更新作業が定期的に必要になります。

たとえば、WordPress本体のアップデートだけでなく、テーマやプラグインの更新、サーバーの管理なども含まれます。

こうした作業は専門知識を要するため、初心者が自分で対応することはとても難しい作業となります…。
そのため、ほとんどの場合制作会社に依頼し「保守管理費用」を支払って、管理を代行する場合が多いです。

Studioではこのような作業が、Studio側が定期的に行ってくれるアップデートのみで完了するため、保守管理の面で費用や手間がかからないもの大きな魅力です!

 

⑦つまづいた時でも、すぐに解決できる環境!

Studioでは、YouTubeやWEBサイト上に、公式からでている開設動画や、ガイドがたくさん公開されております!

また、どれも日本語対応なので、わからないことがあった時にはすぐに解決ができる環境なんです!

▼Studioマニュアル
https://help.studio.design/ja/

▼Studio YouTube
https://www.youtube.com/c/STUDIOJapan


⑧テンプレートの使用で簡単にサイトを作成!

Studioには、様々なテンプレートがあります。

▼Studio 料金プランについて
https://studio.design/ja/store/all

そのテンプレートをベースにサイト制作を進めれば、時間も短縮できる上に、おしゃれでリッチなサイト制作が可能なんです!

Studioのテンプレートは、無料・有料の2種類があります。

無料のテンプレートでも十分充実はしておりますが、予算や好みに応じて、使用したいテンプレートを購入してみても良いと思います!


4.Studioのデメリット

魅力的なメリットを紹介してきましたが、デメリットももちろんあります。
それでは、デメリットも紹介していきます。

①ランニングコストがかかる

月額980円〜コストがかかります。

個人的には、レンタルサーバー代・ドメイン費など、サイト制作にかかる初期費用と比べると、そこまで高くない金額だと思います!

しかし、完全に無料で使えるツールではないので、ご注意ください。

Studioにはプランが4種類ありますので、それぞれのプランについて紹介していきます。

▼Studio 料金プランについて
https://studio.design/ja/pricing

Freeプラン:0円
独自ドメインの使用ができないので、クライアントのサイトを作成するときは注意が必要です。
ご自身のポートフォリオなどを作成する際には、Freeプランで十分だと思います!

Starter:月額980円※
独自ドメインの取得が可能です!
クライアントのサイトを作成する時には、最低でもStarterプランにすることをおすすめします。

ただし、CMSの使用は不可能となりますので、WEBの知識が乏しいクライアントが、定期的に更新を行う場合については、注意が必要です。

個人的には、定期的な更新が発生しない、広告などに使用するLPサイトの作成であれば、Starterプランでも良いかと思います!

CMS:月額2480円※
独自ドメインの使用はもちろん可能で、CMS機能を使用することができます!
クライアント側で定期的な更新が発生する場合には、最低でもCMSプランがおすすめです。

Business:月額4980円※
独自ドメインの取得、CMS機能の利用など、上記プランの全ての機能の開放にプラスして、Studioの運営からも優先的なサポートを受けることができます。

規模が大きいサイトや、中長期的なサイト、ビジネスに特化したサイト制作を行う際には、Businessプランがおすすめです。

(※年払いの場合の月額費となります。)

②EC機能を実装する際には注意が必要

現在Studioでは、決済機能は使用できません。
EC機能を実装したい場合については、外部サービスを連携する必要があります。 

外部サービスの連携方法についても、Studioの運営から解説記事が公開されておりますので、
そちらをぜひ参考にしてみてください!


▼StudioでEC機能を実装する場合について
https://blog.studio.design/ja/posts/api-shopify


5.Studioを提案する時に、おすすめのケース

紹介してきた、メリット・デメリットをから考えてみると、
個人的に「小規模なHPの作成に向いている」と思います!

▼ケース例

・個人商店のウェブサイト
・期間限定の広告用ランディングページ
・予算が限られたプロジェクト
・個人のポートフォリオ


さらに、納品後にクライアント側での更新依頼が発生する場合にも、Studioは強力な味方となります。
特に、クライアントがウェブの知識に乏しい場合でも、CMS機能により直感的な操作が可能となります!

レクチャーを行えば、クライアント自身でサイトを更新できるようになりますし、
WEB上で様々なレクチャー記事もでていますので、クライアント自身で疑問点をすぐに解決することもできるんです!


まとめ

Studioは、コードを書かなくても本格的なウェブサイトを作れるノーコードツールの中でも、特に直感的で使いやすいのが魅力な点です。

日本初のノーコードツールということもあって、日本語サポートが充実しているのも嬉しいポイントですよね。デザインと実装をスムーズに進めたいデザイナーさんや、スピード重視でサイトを立ち上げたい方には、まさにピッタリ。

もちろん、ランニングコストや機能面での注意点もあるけれど、トータルで見れば十分に魅力的なツールだと思います。まずは無料プランで触ってみるのもアリかもしれませんね!


編集者

デザイナズ編集部

デザイナズはデザインで世界を生き生きとさせるとモットーにお客様のブランディング強化のお手伝いをさせていただいております。
ホームページ制作やアプリケーション制作を得意としています。